インフルエンザ
当院では、成人向けにインフルエンザワクチンの接種を適宜行っております。
※今年度の詳細は未定です。決定次第、ホームページ、及び院内掲示にてご案内いたします。
インフルエンザとは
インフルエンザとはウィルスの一種です。A型、B型の2タイプがあり、それぞれ異なるものです。それぞれ簡単に特徴を述べます。
流行時期
A型(144種類):11~1月
B型(2種):2~3月
症状
A型(高熱・全身倦怠感・関節痛)
B型(風邪に近い37~38度の熱・二峰性発熱・・・ぶり返す発熱)
感染力
A型 変異しやすく鳥や動物にもうつる
B型 変異しにくくうつりにくい(ヒト~ヒトしか感染しない)
以上のように1シーズンに2回かかる、A型、B型同時に感染する可能性がございます。
①インフルエンザにかからないために
予防法a 感染対策
感染経路により予防法が異なります。感染経路は図をご参照ください。
①空気感染 | ②飛沫感染 | ③接触感染 | |
マスク | ○ | ○ | ○ |
手洗い・うがい | ○ | △ | ○ |
人混みへの外出 | ○ | ○ | ○ |
部屋の換気 | ○ | × | × |
予防法b 栄養と休息
何と言っても栄養と休養です。十分に栄養・睡眠をとって、体力・抗菌力をつけましょう。また、室内の湿度を50~60%に保ちましょう。
予防法c ワクチン接種
いわゆる予防接種です。発症前に皮下にワクチンを0.5ml注射します。効果の発現には約2週間かかり、すぐ効くわけではありません。また、効果の持続期間は2~3ヵ月と言われています。
※当院では例年、年明けから2月初旬に流行のピークに合わせて11月中の接種をおすすめしておりますが効果の必要な時期や流行を考慮して予防接種のタイミングを決めたいと考えております。
※なお、高齢者の場合インフルエンザ感染を機に、肺炎球菌による肺炎を合併する場合がありますので、肺炎球菌ワクチンとの併用も有効です。
ウィルスの種類が多く、新型ウィルスの発生等により、ワクチンが合わないケースもあり、完全に予防することは困難です。また、家族などがインフルエンザにかかった場合、接触後36~48時間以内では、お薬を予防投与することが可能です。
(※ワクチン接種及び薬の予防投与は自費診療となります)
②インフルエンザを治す
インフルエンザに感染すると、1~3日潜伏期間を経て発症 (発熱、だるい、全身痛)します。
そこで医療機関を受診し、迅速検査キットにて診断します。
※鼻腔より採取します。
一般的に37.5℃以上の発熱をしてから、12~24時間の間に検査をすると陽性率が高いです。
診断がついたら、A型・B型とも抗ウィルス薬(内服、吸入、点滴)の投与と対症療法(症状に合わせた薬)が基本です。
③インフルエンザをうつさない
通常は約7~10日ほどで完治しますが、体内にウィルスが残っていることがあるため、外出など控えるようにしましょう。学校関係者、学生さんは学校保健安全法に基づいて行動してください。
※学校保健安全法とは
インフルエンザによる学校の出席停止期間は発症した日(診断日)から5日(発症日は含まない)を経過し、かつ解熱した日(37℃以下)から2日(解熱日を含まない)を経過するまで登校禁止。
感染情報センターサイト
クリニック概要
- クリニック名称
- 丸田クリニック
- 住所
- 神奈川県川崎市宮前区鷺沼3丁目4-5
- 診療科目
- 消化器内科・内科
- 電話番号
- 044-866-0088
- 最寄り駅
- 東急田園都市線「鷺沼駅 北口」より
徒歩2分
※こちらの看板が目印です
※内視鏡検査中はお待たせする可能性がございます。予めご了承ください。
- 日曜診療日
- 11月24日・12月8日・12月22日